今年も残すところ僅かとなりました。コロナやインフルエンザなどの感染症が異常に流行し、クリニックが混雑して皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。改善を望まれるご意見と、たくさんの励ましのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。来年は色々な感染症も落ち着いてお子さまが元気に過ごせることをお祈りしています。
時々妻に「あなたは理系だから」と言われることがあります。私は自分が理系人間だとは思ったことはなく、むしろ子どもの頃から理科は嫌いでした(数学は好きでしたが)。国語や外国語などの語学系は意外と嫌いではなく、「理系」と言われてもイマイチしっくりきません。自分が「理系」なのか考えてみました。
その昔、電車に乗るときは必ず切符を購入したのですが、そこに4桁の整理番号が印字されていました。目的地に着くまでに頭の体操として、その4桁の数字を全部使って+-×÷で10を作る、ということをしていました。例えば、1、2、3、4なら1+2+3+4や、2×3+4×1、3×4-2×1で10が作れます。1、3、5、7なら5-3+1+7など、2、4、6、8なら8÷4+2+6など、以外と10にできる組み合わせは多いので面白いです。最近は電車に乗る機会もあまりないので、車のナンバープレートの数字で考えたりします。(運転には気をつけましょう)
やはりその昔、遊園地のような施設に遊びに行った時に、射的のようにゲームをして景品が貰えるものがありました。そのゲームは、輪っかが敷き詰められたところにカラーボールを投げて、そのボールが止まった輪っかの色によって景品の種類が決まるというものでした。輪っかの後方には壁があってボールは戻ってくるので、台に乗れば必ずどこかの輪っかには止まるシステムでした。特等の赤い輪っかは真ん中辺りに2つありました。しかしよく見ると、ボールの柔らかさから、後ろの壁に跳ね返ったら真ん中までは戻ってきそうもありません。かといって台の一番手前に始めにバウンドさせても投げる位置を考えると真ん中では止まらず奥まで行ってしまいそうです。ではどうすれば特等を狙えるか、私はゴルフのバックスピンのようにボールに逆回転をかけつつ手前にバウンドさせました。その結果特等の景品を取ることができました。
う~ん、やっぱり理系の素養はあるのかもしれません。
では最後に問題です。上の4つの数字のルールで、1、1、9、9で10が作れるでしょうか?隙間時間などに頭の体操として是非挑戦してみて下さい。