新型コロナワクチンの集団接種が着々と進んでいます。当院での個別接種も少数ですが始まっていますが、集団接種は櫛形体育館で行われており、月4回くらいお手伝いに行っています。
ところで会場の櫛形体育館ですが、私にはちょっとした思い出の場所でした。もう10年以上前のことなので時効ということでカミングアウトします。
その時、南アルプス市政何周年の記念として公共放送の某有名カラオケ番組が櫛形体育館で行われることになりました。義理の母から応募用の往復はがきにあと曲名と選曲理由を書くだけの状態で渡されてしまったので是非もなく応募しました。
そもそも日曜の昼に生放送される番組ですが、予選は前日の土曜に行われます。予選に参加できるのは250組で応募数がそれ以上の時には抽選になります。その時は500組以上の応募があったそうですが幸運にも?予選に参加できることとなりました。予選では本番と同様に生演奏をしてくれて40秒間歌います。本番に出場できるのは20組のため狭き門ですし、しかも腕に(喉に?)自信のある人たちが集まるわけですので大変です。私は生演奏で歌ったことなんて初めてだったので、予選通過は無理でもまあいい経験になったかなと思っていました。そして夕方に結果発表がありました。あれ?私の番号呼ばれたんですけど・・・
その日は合格者はそのまま拉致されて、自己紹介文を書いたりキー合わせをしたり、結局21:30くらいまでかかりました。翌日の本番当日は早朝から集合して歌う順番の発表やステージ後方での席順、入場の手順や立ち位置、そしてリハーサルで1回ステージで歌って昼休みを挟んで本番です。
私の順番はなんと最後の20番目で目の前には1000人以上の観客が、さらに生放送で全国に放送されるというかつてない緊張状態で変な汗をたくさんかきました。まともには歌えなかったと思いますがおまけで鐘3つをいただきました。
今はコロナ禍でカラオケにも行けないような状況です。早くコロナが収束して当たり前の日常が戻ってくることを願ってワクチン接種もがんばります。